北海道札幌の奥座敷、定山渓温泉で100日間だけ姿を現す伝説のかき氷「森乃百日氷」。
48時間かけてじっくり凍らせた透明な氷と、無添加の自家製シロップが織りなす至福の一杯は、まるで芸術品のような美しさです。
完全予約制の森乃湯本店では、前日の予約争奪戦が毎日繰り広げられ、整理券制の山ノ風マチ店には早朝から行列ができる人気店です。
待ち時間は平日でも1〜2時間、週末には3〜5時間待ちも。しかし、その価値は十分すぎるほど。
この記事では、森乃百日氷を確実に楽しむための全てをご紹介します。
初めての方でも迷わない、整理券の入手方法から、おすすめメニュー、穴場の時間帯まで、完全攻略ガイドをお届けします。
この記事を読めば、あなたも森乃百日氷マスターになれること間違いなしです。
森乃百日氷の基本情報
北海道札幌市南区の定山渓温泉に佇む森乃百日氷は、毎年夏から秋にかけての100日間限定で営業する特別なかき氷専門店です。
2店舗それぞれに異なる魅力があり、森乃湯本店は定山渓第一寶亭留 翠山亭の敷地内で、完全予約制の上質な空間を演出。
定山渓温泉、夏🎐の風物詩♬
前日の18:00〜の予約開始から1分ですべて予約が埋まる、完全予約制の超人気のかき氷屋さん『森乃百日氷森の湯本店』さんに行ってきた〜🙌
食べたことない超ゴージャスなかき氷🍧やった💕 pic.twitter.com/LC4roN6s1u— ランス (@onsenmeijn) July 23, 2024
一方の山ノ風マチ店は、風マチビルヂング1階で整理券制を採用し、より気軽に訪れることができます。
無添加の自家製シロップと、自社工房「翠山窯」で丁寧に焼き上げた器でのサービスなど、細部へのこだわりが光ります。
【ポイント】
・夏秋限定の100日間営業
・2店舗で異なる利用システム(予約制と整理券制)
・48時間かけて作る特製の氷を使用
・自家製無添加シロップと自社工房の器にもこだわり
ここからは、気になる整理券の入手方法についてご案内していきます。開店前から行列ができる人気店だけに、確実な情報で準備を整えましょう。
森乃百日氷の整理券は何時から並ぶ?
人気の山ノ風マチ店では、整理券の配布は毎日10時30分から開始されます。
整理券は1日60枚限定で配布され、特に週末は開店前から長蛇の列ができることも。
整理券はQRコード付きで、待ち時間や順番をスマートフォンで確認できる便利なシステムを採用しています。
整理券を受け取った後は、呼び出しまでの時間を定山渓温泉街の散策や足湯で楽しむことができます。
夏休みシーズンや連休中は特に混雑が予想されるため、9時台に到着することで、より確実に整理券を確保できるでしょう。
【ポイント】
・整理券配布開始は10時30分から
・1日60枚限定の配布
・QRコードで待ち時間確認可能
・呼び出し時の不在は要注意
では次に、もう一つの店舗、森乃湯本店の予約方法についてご説明していきましょう。こちらは完全予約制ならではの特別な体験が待っています。
森乃百日氷の予約方法は?
森乃湯本店は完全予約制を採用し、予約は前日18時からウェブフォームで受付を開始します。
人気店ならではの独自のスタイルで、予約開始からわずか1分で予約枠が埋まってしまうことも。
森乃百日氷 山ノ風マチ店
四十日氷 桃
朝インスタでキャンセルが出たって見て急遽行く事になった🍑予約が難しい人気の本店🥰
蝉の鳴き声ききながら食べるかき氷は格別に美味しい🍧
お通しに青葉シロップのミニかき氷も
しば漬けも良かったな☺️
また行きたい❤️🔥#定山渓カフェ#かき氷 pic.twitter.com/TqeBdFp0il— Nana (@Nana_anaN777) August 12, 2024
各回の予約人数は5名様までと限定されており、時間帯は12時、12時30分、13時、13時30分の4回に分かれています。
一方、山ノ風マチ店は整理券制のみで、事前予約は受け付けていません。
こちらは当日の整理券配布で、より多くの方に平等な機会を提供するスタイルを取っています。
初めての方は、まず山ノ風マチ店での利用をおすすめします。
整理券システムに慣れてから、本店の予約にチャレンジするのが賢明でしょう。
【ポイント】
・森乃湯本店は前日18時から予約開始
・各回5名様まで、1日4回の営業
・山ノ風マチ店は予約不可で整理券のみ
・本店限定の特別メニューあり
それでは、実際の待ち時間についてもお伝えしていきましょう。時間帯や曜日によって大きく変わる待ち時間の傾向をご紹介します。
森乃百日氷の待ち時間は?
待ち時間は訪れる時期や曜日によって大きく変動します。
平日であれば比較的スムーズに、1時間程度の待ち時間で楽しむことができます。
しかし週末や祝日となると、待ち時間は一気に跳ね上がり、3〜5時間待ちも珍しくありません。
特に夏休みシーズンは連日大混雑となるため、早めの来店がカギとなります。
一方、山ノ風マチ店では整理券を受け取った後、待ち時間をスマートフォンで確認できるシステムを導入。
近くの温泉街や観光スポットで時間を過ごすことができるため、待ち時間も快適に過ごせます。
お通しの熊笹茶のサービスもあり、待ち時間も森乃百日氷ならではの楽しみ方ができるのが特徴です。
【ポイント】
・平日:約1時間待ち
・週末祝日:3~5時間待ちも
・待ち時間確認システムあり
・お通しの熊笹茶サービスあり
続いては、より具体的な混雑時間帯について詳しくご説明します。曜日や時間帯によって、大きく様相が変わってきますよ。
森乃百日氷の混雑している時間・日時・曜日は?
最も混雑するのは土日祝日で、特に夏休みシーズンはピーク時となります。
朝の整理券配布時には、開店前から長蛇の列が形成されることも。
平日でも、観光シーズンは予想以上の混雑となるため注意が必要です。
比較的空いている時間帯は、平日の14時以降。

この時間帯なら、待ち時間も1時間程度で収まることが多いようです。
また、雨天時は混雑が若干緩和される傾向にあります。季節の変わり目や営業終盤に近づくと、限定メニューを求めて再び混雑が増すため、余裕を持った計画が必要です。
【ポイント】
・土日祝日は特に混雑
・11時~14時は昼食ピーク
・平日14時以降が比較的空いている
・雨天時は混雑緩和の傾向
それでは、お待ちかねのメニューについてご紹介します。人気の定番メニューから、見逃せない期間限定メニューまで、詳しく解説していきましょう。
森乃百日氷のメニューは?オススメは?
人気の定番メニューから期間限定の特別メニューまで、森乃百日氷では様々な味わいを楽しむことができます。
定番の「森の木苺」は、新鮮な木苺を使用した甘酸っぱいシロップが特徴で、価格は1,375円。
濃厚な「抹茶」は抹茶のエスプーマをトッピングし、和の風味が際立ちます。
「くるみきな粉」は余市産のくるみとバナナきな粉のハーモニーが絶妙です。
20日ごとに味が変わる「二十日氷」は、旬の素材を使った季節限定メニュー。
さらに森乃湯本店限定の「裏・二十日氷」は、通常の二十日氷をより贅沢にアレンジした特別版です。
営業最終日には「百日氷」という特別メニューも登場し、毎年違った味わいを楽しめます。

全てのメニューに共通するのは、48時間かけて作られた透明な氷と、無添加の自家製シロップのこだわりです。
【ポイント】
・森の木苺、抹茶、くるみきな粉が定番人気
・二十日氷は20日ごとに味が変化
・本店限定の裏・二十日氷がおすすめ
・全メニューに自家製シロップを使用
次は、気になる予算について詳しくご説明します。贅沢な一杯の価値をご理解いただけるはずです。
森乃百日氷の予算・値段は?
森乃百日氷の価格帯は、その品質と手間を考えると納得の設定です。
定番メニューは一律1,375円からスタート。
「森の木苺」「抹茶」「くるみきな粉」など、どれも手の込んだ一品です。
季節限定の「二十日氷」は1,815円と、やや高めの設定ですが、旬の素材を贅沢に使用した特別感のある一杯です。
さらに、森乃湯本店限定の「裏・二十日氷」は2,310円。
また、待ち時間中に提供される「お通しかき氷」や温かい熊笹茶は無料サービス。
長時間の待ち時間も、こうしたおもてなしで心地よく過ごせます。
自社工房で作られた器の美しさも、価格に見合う価値を感じさせてくれます。
【ポイント】
・定番メニューは1,375円~
・二十日氷は1,815円
・裏・二十日氷は2,310円
・お通しかき氷と熊笹茶は無料
それでは最後に、これまでの情報をまとめながら、訪問時のポイントを整理してみましょう。
まとめ
森乃百日氷は、その特別な製法と季節限定の営業スタイルで、北海道の夏の風物詩として多くの人々の心を掴んで離さない、特別な存在となっています。
48時間かけて作られる透明な氷、無添加の自家製シロップ、自社工房の美しい器など、細部へのこだわりが感じられる一杯は、待ち時間を経ても十分に価値があります。
項目 | 森乃湯本店 | 山ノ風マチ店 |
利用方法 | 完全予約制 | 整理券制 |
予約・整理券 | 前日18時~ | 当日10時30分~ |
営業時間 | 12時~(4回制) | 11時~17時30分 |
特別メニュー | 裏・二十日氷あり | 二十日氷のみ |
基本価格 | 1,375円~ | 1,375円~ |
この100日間だけの特別な営みは、まるで夏の宝石のよう。
透き通った氷に映る季節の彩りと、職人の技が織りなす至福の一杯は、ただのかき氷を超えた芸術品といえるでしょう。
定山渓の静かな温泉街に佇むこの店で過ごす時間は、日常から離れた特別なひとときとなるはずです。
早朝から並ぶ人々の熱気、待ち時間の温かな熊笹茶のおもてなし、そして最後に出会う感動の一杯。
すべてが思い出となって、また来年の夏の訪れを待ちたくなる。それが森乃百日氷の魅力なのです。
期間限定だからこそ輝く、北海道の夏の風物詩。ぜひ一度、あなたも森乃百日氷で特別な夏の思い出を作ってみませんか。
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