捨て活をしていると自分にとっていらないと分かっていても、手放せないものありますよね?
それは、物を手放そうとする時、決心を揺るがしてくるのがもったいないという感情です。
さらには処分することによる環境への影響も気になりますもし、手放すものが新しい形で使ってもらえたり、エコな形で手放せるなら手放す申し訳なさや罪悪感を小さくできますよね。
そこで今回はエコに手放す処分方法のアイディア6選をご紹介します。
1から順に私が実際に実践している処分方法の順番になっているので、皆さんもぜひ物を捨てながらどの方法で捨てられるかを考えながら参考にしていただけたらと思います。
ミニマリストのエコに手放す処分方法のアイディア6選
フリマアプリ
不用品をエコに手放すアイディア1つ目はフリマアプリです。
物を処分する時私は、フリマアプリで売れるかをまず一番最初に考えます。
必要としている、欲しいと思っている人に譲れるだけでなく、お金にも変えられるところがフリマアプリの良い点です。
アプリとしては
- メルカリ
- ラクマ
- ジモティー
などがあります。
私はメルカリだけに絞って使っています。
ブランドものの小物や有名メーカーの電化製品、本、コスメなどが特におすすめです。
手放しにくいアイドルグッズなどもメルカリのおかげで何個も手放すことができました。
節約しようとネットで安く買ったノーブランドの家電は本当に売れないです。
ですので、メルカリで売ることも考えると電化製品は安くて知らないメーカーよりも、人気メーカーのものの方がお得だったりします。
メルカリの特徴として匿名配送できるので、プライバシーもしっかり守られていてとってもいいですよね。
また商品引き取りと梱包をやってもらえる、頼める便というサービスもあり、梱包が難しい大型アイテムも楽に送る事ができます。
私は実際テレビや一人掛けソファーをこのサービスを利用しました。
梱包せず家で引き取りを待つだけでいいので本当に楽できるのでオススメです。
注意点としては、売れるまで待つ必要がある点です。
結局待っている間は物は減りません。
ですので一番重要なのはとりあえず何で出品するのではなく、短い期間で売れるものだけを出品することだと思っています。
そのため私は必ず事前にリサーチをして、出品するかを判断しています。
- まずは売ろうとしている商品を調べて1ヶ月以内に売れているものがあるかを調査します。
- そして売れた数に対して販売中の最安値での出品が多すぎないかも確認しておきます。
需要に対し供給が過多になっているものはなかなか売れません。
私も実際捨てられないアイドルグッズを販売しようとしたことがあるのですが、月に数個しか売れていないのに最安値での出品が何十個もあり売れ残ってしまいました。
最後に送料や梱包費用を引いて500円は利益が出そうな価格で売れているかを確認します。
人により利益がいくらなら販売するか基準が異なると思いますが、私の場合は500円以上ならカフェ代ぐらい稼げるので、良いと思っていますので出品しています。
メルカリは今お伝えした3つの条件を満たすものだけ出品しています。
売る時の私のポイントとしてはあまり高い値段に設定しすぎず、過去の実績に合わせて値段設定をしています。
安いものから買われていけますから、高く値段設定するほどに買ってもらえる順番は回ってきません。
早く手放すことが目的なので高く売ることは気にしません。
また1ヶ月売れなかったら諦めるようにしています。
捨て活をして不用品を売り、リアルに10万円以上メルカリで売り上げを立てることができました。
本当に家計にありがたいですよね。
売上金を使ってメルカリで買い物をしたり、メルペイを使ってコンビニなどで決済をする事も出来ます。
メルカリで物を買うのも、新品を買うより安いので、節約やエコにつながります。
お得でエコなフリマアプリは現代の神ツールと言っても過言ではないでしょう。
ぜひうまく活用してみてください。
メーカーの回収サービス
不用品をエコに手放すアイディア2つ目はメーカーの回収サービスです。
メーカーが自社製品を回収し、新たな製品として生まれ変わります。
主に家電やプリンターのカートリッジ、服などに多いサービスです。
回収サービスの中でも私が一番利用しているのが服回収サービスです。
服については様々なメーカーの回収サービスがあるので、詳しく紹介したいと思います。
UNIQLO・GU
まずユニクロ、GUです。
捨て活でどれだけ利用したかわからないほどいつも使っています。
回収方法は洗濯した洋服を店舗に設置されたRE.UNIQLO回収ボックスに入れるだけです。
入れるとともに店員さんがご協力ありがとうございますと声をかけてくれたりしてちょっと嬉しくなります。
回収された後はリユースでそのまま活用するものとリサイクルで新たに生まれ変わるものとに分けられます。
リユースのものは難民キャンプなどに寄贈されています。
大人・子供・気候・文化・宗教など寄贈先のニーズに合わせて分類されて、送り届けられているんだそうです。
子供から大人まで何でも揃うユニクロだからこそできるサービスですよね。
リユースにできない服は燃料に使われたり、リサイクル素材として新たなユニクロの服に生まれ変わっています。
実はしっかりと商品ページにも書いてあったりします。
このサービスがあるからこそ、新しい服を買うならなるべくユニクロで買っています。
私は比較的田舎に住んでいるのですが、そんな場所でもユニクロの店舗はあるので手軽にお店に行って回収サービスを利用できるので助かっています。
H&M・ZARA
続いて私はなかなか利用できていないのですが、H&MやZARAでも洋服を回収しています。
なんといってもこの2社のいいところはブランドを問わず、全ての古着を回収してくれる点です。
回収された衣類品は状態に応じてリユース、リサイクル、エネルギー材料のいずれかに振り分けされて新たな形で衣服が使われます。
どちらも店舗内に回収ボックスが設置されています。
H&Mは500円オフのクーポン1枚と20ポイントを特典としてもらえるそうです。
無印良品
続いて無印良品も衣料品の回収をしています。
対象品は無印良品の衣料品全般です。
下着、靴下、靴、バッグは対象外になります。
藍色や黒などに染め直して染め直した服として一部店舗で販売されています。
買う時もあえてリユース服を買ってみるのもいいかもしれません。
着ることができない服は、リサイクルし商品の原料として再生されているそうです。
無印良品は服以外にも多くのものを回収しています。
例えば、無印良品のポリプロピレンやポリエチレン収納などです。
こちらもお店で回収しています。
基準をクリアしたものは中古品として再度発売され、基準に満たないものは粉砕、洗浄した後に、また新たな無印良品の商品に生まれ変わります。
これも実際に販売されているんです。
実は先日大量に服を捨てたことでポリプロピレン収納ケースが1つ余ったのですが、この回収サービスの存在を知らなかったので普通にゴミとして捨ててしまっていました。。。
次は必ず不要な収納ケースはお店に持っていこうと思っています。
他にもプラスチックボトルの回収もしています。
対象は無印良品で販売している化粧水や乳液、導入液シリーズのペットボトルや自分で詰める水のボトルです。
回収したペット素材のボトルをリサイクルし新たな商品として利用されています。
プラスチックゴミが削減されることで石油由来の原料の有効活用につながっています。
家電系
家電に関しては家電リサイクル法にエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機の4品目に関しては販売店は引き取りとメーカーへの引き渡しメーカーは引き取りとリサイクルといった、役割分担をしてリサイクルを推進することが義務付けられました。
主要な家庭については必ず販売店やメーカーが引き取りリサイクルしてくれますので、私も買い替えの時は必ず利用しようと思います。
他にもまだ様々なメーカーの回収サービスがありますのでぜひ調べてみてください。
知り合いに譲る
不用品をエコに手放すアイデア3つ目は知り合いに譲ることです。
メルカリでも売れなさそうなアイテムは知り合いに譲れないかも考えています。
新品のコスメや食品などで私はよくやっています。
うっかり買いすぎてしまったおすすめのコスメだったり、色が合わなかったものは新品であれば友人にあげたりしています。
食べきれないほど貰ってしまったり、ふるさと納税で手に入れた大量の食品もよく家族や友人、職場の人に譲っています。
ここで大切なポイントは押し付けないということです。
勝手にあげるのではなく必ず事前に「これが余ってるんだけどいらないか?」と聞き、「ほしい」と言ってくれた時にだけ譲るようにしています。
ちなみに日本人は断るとき角が立たないように、曖昧な返答しがちです。
私自身も断り下手でよく失敗しています。
先日会社でお世話になっている方においしいと評判のドレッシングを頂いたのですが、私は普段ドレッシングは使わないので、「大丈夫ですよ〜」といった感じに、オブラートに包んで断ってしまいました。
すると、「いいよ遠慮しないで」と言われ、結局もらうことになってしまいました。
いらない時はしっかり口に出して断ること本当に大切ですよね。
そしてあげる時も相手が控えめな遠慮をしてきた時には、もしかすると本当に欲しくないのかもと考えてみることも大切かもしれません。
寄付をする
不用品をエコに手放すアイディア4つ目は寄付をする事です。
捨てたいものの「名前 寄付」とGoogleで調べると思いの外、ヒットする事が多いです。
こんなものも寄付できるのという発見もあると思いますのでぜひ調べてみてください。
ここからは私が実際に寄付を検討したものをご紹介したいと思います。
まずはランドセルです。
使わなくなったランドセルをアフガニスタンなどに寄贈し子供たち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる、国際支援活動があります。
ランドセルが学校に行くきっかけづくりになり、ランドセルを受け取った現地の女の子の中には「日本からのランドセルのおかげで勉強を続けることができた」とメッセージをくれた子もいるそうです。
自分の思い出のランドセルがこんな風に誰かの人生を変えられるような使い方になるだなんてとっても嬉しいですよね。
実際中学生の時に母がこの寄付を見つけてくれて私も寄付をする予定でした。
私にとってランドセルはもう二度と使えないのに、なぜか愛着があり捨てられなかったので、この様に誰かのためになるなら喜んで手放したいなと思ったのを今でも覚えています。
また、他にも本も多くの市区町村の図書館が寄贈を受け付けています。
私自身図書館を最大限に利用していて、買うのはなんだか迷うけど、もし図書館に置いてあるなら読みたいという本がたくさんあります。
メルカリで売れなかった本も処分ではなくこうして、寄付によって図書館の蔵書にする方が有効的だと考えています。
他にもいろんな寄付がありますので、プチ社会貢献としてぜひ一度寄付に挑戦してみてください。
リユースをする
不用品をエコに手放すアイディア5つ目は違う形で使うつまりリユースです。
使わなくなったタオルはハギレとして普段掃除しないような汚いところの掃除用具として使っています。
とことん使って最終的にはゴミとして手放します。
使い終わった歯ブラシも家中の掃除に使うようにしています。
読み終わった新聞は物を送る時の梱包材として使ったりします。
グッズとして買ったタオルやTシャツ、クリアファイルもタンスの奥底にしまったり、観賞用にしたりするのではなくちゃんと着て使い倒してから処分しています。
これが本来の正しい使い方なんですけどね。。。
ただしなんとか他の形で使えないかと無理やり工夫して残してしまわないよう注意してください。
これは私の失敗談なのですが、買ったものの結局使っていなかったペットボトルホルダーがあり、もったいないから何かに使えないかと工夫した結果ハンディモップの収納ケースとして使っていたことがありました。
しかし、どう考えても収納ケースはなくても大丈夫で、むしろ取り出しにくくて邪魔ですよね。
ペットボトルホルダーは結局処分することにしました。
このようになくても大丈夫なものを取っておかないよう気をつけましょう。
処分して反省する
不用品をエコに手放すアイディア6つ目は処分して反省する事です。
つまり自治体の指示通りに普通に捨ててしまう方法です。
全然エコじゃないと思われるかもしれません。
しかし、処分して反省することに大きな意味があるんです。
正直なところ私が捨て活で手放してきたアイテムのほとんどが今まで紹介してきた、エコな手放し方は使えておらず、結局は普通に処分することになりました。
たとえ処分せず残しておいても結局未来の自分や他の誰かが処分することになるものです。
今捨てるか未来に捨てるかの違いです。
そうであれば、今捨てるのが最善の方法ですよね。
また、捨てるということは自分にとって不必要なものを見つけられたということです。
不必要なものを発見できれば未来の不要な買い物をなくせるという点で、エコと考えることもできると思います。
何よりも大切なことは捨てることになった理由を振り返り、これからは不要なものを買わないように反省することだと思います。
新しいものを「安易に買ってしまわないこと」これこそが一番のエコな行動なんです。
まとめ
今回紹介した私流のエコな手放し方をまとめてみました。
ぜひ捨て活の際にはエコな処分方法ができないか、考えてみていただけたら嬉しいです。
エコな処分方法を紹介はしましたが、正直全部1つ1つ検討していたら時間も手間もかかりすぎて、生活が億劫になりかねません。
ですので、手間や時間をかけすぎないことも結構重要です。
エコな手放し方にこだわりすぎず、潔く処分することも大切なことだと思っています。
そして物を買う時にはどうやって処分するか、その方法まであらかじめ見据えてから買いましょう。
この記事が皆さんの捨て活の助けになれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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