あつた蓬莱軒の整理券何時から？予約方法や待ち時間を土日/平日・ランチ/夜で紹介！

名古屋グルメといえば、真っ先に思い浮かぶ「ひつまぶし」。

その発祥の店として知られる「あつた蓬莱軒」は、明治6年(1873年)の創業以来、150年もの歴史を誇る老舗です。

特に本店は熱田神宮の近くに位置し、その独特な食べ方と深い味わいで、地元の方はもちろん、観光客からも絶大な支持を得ています。

しかし、その人気ゆえに整理券の入手や予約方法、待ち時間については多くの方が頭を悩ませているのではないでしょうか。

そこで今回は、あつた蓬莱軒を訪れる際に知っておきたい全ての情報を、店舗ごとにわかりやすくまとめてみました。

この記事を読めば、あなたも迷うことなく、名古屋の味を堪能できるはずです！

あつた蓬莱軒の基本情報

あつた蓬莱軒は、本店を中心に名古屋市内に3つの店舗を展開しています。

看板メニューの「ひつまぶし」は各店舗とも同じクオリティで提供されていますが、それぞれの店舗に特徴があります。

店舗によって価格帯も若干異なり、ひつまぶしは本店が4,400円、神宮店が4,600円、松坂屋店が4,950円となっています。

あつた蓬莱軒のタレには、実は知る人ぞ知る「タレのおかわり」というサービスがあります。

創業以来150年以上も継ぎ足されてきた秘伝のタレを、お客様の好みに合わせて追加できるのです。

この心遣いこそ、お店が大切にしている「おもてなしの神髄」と言えるでしょう。味の濃さは人それぞれ。

その日の気分や体調によっても変わるもの。だからこそ、お客様一人ひとりの好みに寄り添い、最高の状態でひつまぶしを楽しんでいただきたい―そんな想いが込められています。

150年という歳月をかけて磨き上げられた伝統の味と、お客様への細やかな心配りが織りなす至高の一膳。

それこそが、多くの人々をあつた蓬莱軒へと魅了し続ける理由なのかもしれません。

【ポイント】

 ・本店：伝統的な雰囲気と歴史ある佇まい 

・神宮店：広い駐車場完備で車でのアクセスが便利

 ・松坂屋店：買い物のついでに利用可能

 

各店舗それぞれの魅力がありますが、気になるのは整理券の配布時間ですよね。

次は、その整理券システムについて詳しく見ていきましょう。

あつた蓬莱軒の整理券は何時から？

人気店ならではの整理券システムは、店舗によって配布時間が異なります。

本店では、平日は10時45分から、土日祝日は10時から整理券の配布が始まります。

特に休日は早い時間から行列ができることも。

名古屋旅楽しかったですー！
昨日疲れ果ててすぐ寝ました🤪笑

あつた蓬莱軒の
ひつまぶしが今まで食べたひつまぶしで
1番美味しかったんで挙げときます🙋‍♀️

10時頃から整理券貰うために並んで
11時40分の整理券貰えましたが
並ばなかったら3時間待ち、、、
震え上がりました笑 pic.twitter.com/Qyar5A1yxT

— 🌸どすこい花子🌸 (@hanahanacococo) August 17, 2022

神宮店の整理券配布は、平日・休日ともに11時からスタート。

松坂屋店は百貨店内という立地を活かし、整理券制度を採用していません。

各店舗とも、夜の部は整理券なしで利用可能です。

ただし、繁忙期や週末は待ち時間が発生することがあります。

【ポイント】

 ・本店：平日10:45～、土日祝10:00～

 ・神宮店：11:00～（平日・休日共通）

 ・松坂屋店：整理券なし

では、予約についてはどうなのでしょうか？

実は、意外と知られていない予約のルールがあるんです。

次は、その予約システムについて詳しくご紹介します。

あつた蓬莱軒の予約方法は？何時から？

あつた蓬莱軒では、通常のひつまぶしに関しては全店舗とも予約を受け付けていません。

これは、鰻の鮮度を最高の状態で提供するためと、より多くのお客様に公平にお召し上がりいただくための方針です。

予約受付は1ヶ月前から可能で、昼の会席は11,000円から、夜の会席は15,400円からとなっています。

神宮店と松坂屋店では、団体予約（10名以上）の場合のみ、事前相談に応じています。

平日・休日問わず、一般的なひつまぶしの注文は当日の整理券もしくは順番待ちでの対応となります。

【ポイント】

 ・ひつまぶしは全店舗予約不可

 ・本店のみ会席料理は予約可能（1ヶ月前から） 

・団体予約は神宮店・松坂屋店で相談可

 

予約ができないとなると、気になるのは待ち時間ですよね。

実は曜日や時間帯によって、かなりの差があるんです。

次は、その待ち時間の実態に迫ってみましょう！

あつた蓬莱軒の行列の待ち時間は？

各店舗の待ち時間は、平日と土日祝日で大きく異なります。

本店の平日ランチタイムでは30分〜1時間程度ですが、土日祝日は2〜3時間待ちも珍しくありません。

神宮店は本店よりもやや待ち時間が短く、平日なら15〜45分、土日祝日でも1〜2時間程度です。

松坂屋店は百貨店営業時間に準じているため、比較的待ち時間が読みやすく、平日なら30分以内、土日祝日でも1時間程度での入店が可能です。

夜の部は全店舗とも待ち時間が大幅に短縮され、平日ならほぼ待ち時間なし、土日祝日でも30分程度です。

【ポイント】

 ・平日昼：本店＞神宮店＞松坂屋店の順で混雑

 ・土日祝の昼：全店舗とも長時間待ちの可能性大

 ・夜は比較的スムーズに入店可能

 

ところで、混雑を避けたい方には、意外と知られていない「空いている時間帯」があるんです。

続いては、その穴場的な時間帯をご紹介しましょう！

あつた蓬莱軒の空いている店は？店舗で違いは？

空いている店舗を知るには、各店舗の特性を理解することが重要です。

本店は観光客が多く、特に週末は常に混雑。

しかし平日の14時頃は比較的空いています。

神宮店は地元のお客様が多く、平日の13時以降や夜の部の開始直後は狙い目です。

松坂屋店は百貨店内という立地を活かし、平日の15時以降なら待ち時間なしで入店できることも。

特筆すべきは、全店舗とも夜の部は比較的空いているという点です。

特に平日の夜は、ほぼ待ち時間なしで名物のひつまぶしを楽しむことができます。

【ポイント】

 ・本店：平日14時頃が穴場

 ・神宮店：平日13時以降、夜の部開始直後

 ・松坂屋店：平日15時以降が狙い目

それでは、より詳しい混雑状況について、時間帯や曜日ごとに見ていきましょう。

実は、意外な混雑パターンがあるんです！

あつた蓬莱軒の混雑している時間・日時・曜日は？

混雑状況は、店舗ごとに特徴的なパターンがあります。

本店は土日祝日の11時〜14時が最も混雑し、特に祝日前日は想定以上の待ち時間となることも。

おっと油断してた……あつた蓬莱軒は昼予約して夜入るレベルの混雑なんすか……諦めるしかねぇじゃんこんなの(´･ω･｀)

— 伊136 (@gsr250i136) April 28, 2019

神宮店は熱田神宮の参拝客の影響で、毎月1日と15日、また七五三シーズンは特に混雑します。

松坂屋店は、セール期間中や週末のお買い物客で賑わい、11時〜13時がピークとなります。

特に注意が必要なのは、定休日が重なった際の営業店舗です。

例えば、本店が定休日の水曜日は、他店舗への来客が集中するため、普段以上の混雑となります。

【ポイント】

 ・繁忙期:年末年始、GW、お盆 

・定休日重なり注意：水曜（本店）、火曜（神宮店）

 ・時間帯：11時〜14時が全店舗共通のピーク

 

混雑時は当然、品切れのリスクも高まります。

次は、その売り切れ情報について、お店の内部事情も含めてご紹介していきましょう。

あつた蓬莱軒は売り切れはある？

あつた蓬莱軒では、品質へのこだわりから、各店舗とも1日の提供数に限りを設けています。

本店では特に厳格で、良質な鰻の仕入れ状況に応じて提供数を調整しているため、土日祝日のランチタイムは13時頃までに売り切れることも。

神宮店も同様のポリシーを持ち、特に人気の「肝焼き」は早い時間での売り切れが常態化しています。

松坂屋店は比較的在庫に余裕があるものの、週末のランチタイムは要注意です。

各店舗とも、夜の部は昼と比べて売り切れのリスクは低くなりますが、繁忙期は例外。

ゴールデンウィークやお盆期間は、夜の部でも売り切れの可能性があります。

【ポイント】

 ・本店：13時までに売り切れの可能性大

 ・神宮店：人気メニューは早々に完売

 ・松坂屋店：週末ランチは要注意

 

それでは、実際にどんなメニューがあるのか、各店舗のおすすめメニューについて詳しく見ていきましょう。

実は、意外な穴場メニューもあるんです！

あつた蓬莱軒のメニューは？オススメは？

看板メニューの「ひつまぶし」（本店4,400円、神宮店4,600円、松坂屋店4,950円）は、伝統の技と秘伝のタレで仕上げられる逸品です。

より贅沢な「一半ひつまぶし」（うなぎ1.5倍）も人気で、本店5,850円、神宮店6,100円、松坂屋店6,600円となっています。

実は、穴場的な人気を誇るのが「うまき定食」（本店2,800円〜）。

鰻とふわふわ卵の組み合わせは、ひつまぶしとはまた違った美味しさです。

また、本店限定の「肝吸い」（単品250円）も、通の間で高い評価を得ています。

夜の部限定で提供される「特上ひつまぶし」は、より厳選された鰻を使用する特別メニュー。

価格は各店舗とも通常の1.5倍程度となりますが、その価値は十分です。

【ポイント】 

・定番：ひつまぶし、一半ひつまぶし

 ・穴場：うまき定食、肝吸い（本店限定）

 ・特別メニュー：夜限定の特上ひつまぶし

 

では、これらの絶品メニューを堪能するために、営業時間と定休日をしっかり押さえていきましょう。

知っているようで意外と見落としがちなポイントがありますよ！

あつた蓬莱軒の営業時間・定休日は？

営業時間は、全店舗とも昼と夜に分かれており、間に休憩時間があります。

本店は11:30〜14:00、16:30〜20:30で、ラストオーダーはそれぞれ閉店30分前。

神宮店は昼が11:30〜14:30、夜が16:30〜20:30となっています。

松坂屋店は百貨店営業に合わせ、11:00〜14:30、16:30〜20:30と、若干長めの営業時間を設定。休憩時間は他店より短めです。

定休日は要注意で、本店が水曜と第2・第4木曜、神宮店が火曜と第2・第4月曜。

松坂屋店は百貨店の定休日に準じます。

祝日の場合は営業していることもあるため、事前の確認がおすすめです。

 

店舗名	昼営業	夜営業	定休日	備考
本店	11:30～14:00	16:30～20:30	水曜日、第2・4木曜日	ラストオーダーは閉店30分前
神宮店	11:30～14:30	16:30～20:30	火曜日、第2・4月曜日	ラストオーダーは閉店30分前
松坂屋店	11:00～14:30	16:30～20:30	百貨店の定休日に準ずる	休憩時間が他店より短め

 

【ポイント】

 ・昼夜2部制：全店舗共通

 ・定休日：本店（水・第2.4木曜）、神宮店（火・第2.4月曜）

 ・松坂屋店：百貨店定休日に準じる

 

交通アクセスも店舗ごとに特徴があります。次は、それぞれの店舗への便利な行き方をご紹介しましょう！

あつた蓬莱軒のアクセス方法・行き方

各店舗へのアクセスは、公共交通機関が便利です。

本店は名古屋市営地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」から徒歩約7分。

熱田神宮の参道を通りながら、風情ある街並みを楽しめます。

神宮店は名鉄「神宮前駅」から徒歩約3分と、最もアクセスが良好。

広い駐車場も完備されているため、車での来店も安心です。

松坂屋店は地下鉄名城線「矢場町駅」直結で、雨の日でも濡れずに到着できます。

特に本店と神宮店は熱田神宮の参拝と組み合わせやすく、観光コースとしても人気です。

タクシーの場合は、「あつた蓬莱軒」と店舗名を指定すれば、スムーズに到着できます。

【ポイント】 

・本店：熱田神宮伝馬町駅から徒歩7分

 ・神宮店：神宮前駅から徒歩3分、駐車場有

・松坂屋店：矢場町駅直結

 

ここまで詳しく見てきた情報を、最後にまとめてみましょう。

あなたの「あつた蓬莱軒」体験が、より充実したものになるはずです！

まとめ

創業150年の歴史を持つあつた蓬莱軒は、平日と土日祝日で大きく異なる待ち時間や、店舗ごとの特徴を把握することが快適な利用の鍵となります。

 

項目	本店	神宮店	松坂屋店
整理券配布	平日10:45頃〜、休日10:00〜	11:00頃〜	なし
ひつまぶし価格	4,400円	4,600円	4,950円
平日待ち時間	30分〜1時間	15〜45分	30分以内
休日待ち時間	2〜3時間	1〜2時間	1時間程度
おすすめ時間	平日14時以降	13時以降、夜の部開始直後	平日15時以降

まさに名古屋が世界に誇る「ひつまぶし文化」の象徴、あつた蓬莱軒。

伝統の味と職人技が織りなす極上の一膳が、きっとあなたを待っています。

そして忘れてはいけない。この老舗が守り続けてきたものは、単なる「味」だけではありません。

明治から続く伝統の技、代々受け継がれる秘伝のタレ、そして何より、お客様への真摯な想い。

刻一刻と変わりゆく名古屋の街並みの中で、変わらぬ味を守り続けるあつた蓬莱軒。

その佇まいは、まるで時が止まったかのよう。扉を開ければ、そこには150年の時を超えて受け継がれてきた、日本の食文化の粋が息づいています。

ただ一度でいい、この伝統の味に出会えたなら、きっとあなたの人生に、新しい美食の1ページが加わることでしょう。

さあ、あなたも今日から、あつた蓬莱軒の”虜”になってみませんか？